中華レストラン・酔月楼

鄺啟明料理長

香港出身。家庭の関係で10歳の頃から料理の道に進み、40年にわたり中華料理の腕を磨き続けてきました。貴重かつ正当な広東料理の技法とレシピに精通しています。

これまで、インドネシア、香港、中国、シンガポール、マレーシア、バンコク、ドバイ、ニューヨーク等に滞在し、国内外を巡る中で、時代に即した料理の考えと技法を培ってきました。

かつてはドバイ王室にてシェフを務めるとともに、ル・メリディアン・ドバイホテルにあるレストランを取り仕切っていました。2015年にはウォルドルフ＝アストリア・ニューヨークにて「中国夢（La Chine）」を作り上げ、アメリカにて権威のあるメディア『ニューヨーク・タイムズ』から2つ星レストランとして評価され、世界の舞台において中華料理を新たな段階に引き上げました。

鄺シェフは、台湾における広東料理のトレンドをリードするため、W台北、そしてマンダリンオリエンタル台北にあるレストラン雅閣（YA GE）から、台湾へ招聘されました。

2024年、レイクショアホテルからの招聘を受け台湾に戻り、新竹湖濱館にある中華レストラン酔月楼の総料理長に就任しました。広東料理をベースとし、江蘇料理、浙江料理、北京料理、四川料理等の複数の調理法を取り入れています。台湾にある食材の研究、客家文化との融合により、季節感と地元食材を強調させ、本場の広東料理を核とした国際色豊かな中華料理を作り上げています。